在宅勤務と株安のストレスもあり、本日、日曜日も何もやる気が起こりません。
もちろん、在宅勤務前はやる気があったわけではありませんが。
朝食後、部屋に引きこもり、年末年始に撮りためたビデオを見て過ごすことにしました。
録画した中の「グラン・ブルー」を、この年になって初めて見ました。
今年の元旦にNHKのBSで録画したものです。
さすがに監督がリュック・ベッソンぐらいの知識はありました。
常に、好きな映画のランキングの上位にあり、いい映画なんだろうという認識でした。
ただ、ダイバーの映画という事で、内容より海の映像の美しさが評価されていたのではと勝手に思って積極的には見ていませんでした。
ところが、本日はじめて映画を見て、もちろん、映像も美しかったのですが、内容にも引き込まれてしまいました。
出演している俳優は、エンゾ・モリナーリ役のジャン・レノ、ジャック・マイヨール役の ジャン・マルク・バールがダイバーで、ジャックの彼女のジョアンナ・ベイカー役の ロザンナ・アークエットが、かわいくて引き込まれてしまいました。
「パルプ・フィクション」の時のロザンナ・アークエットとは違ってかわいいのです。
「グラン・ブルー」でのジョアンナの最後のセリフは秀逸で、反論を許さない凄さがありました。
多分、こんなセリフを言わせる男は幸せなのだと思います。
安心して、イルカについて行きます。
映画を見終わり、彼女、母親、友人、動物、森羅万象の愛情の大切さを痛感し、感動が続いていました。
そして、感動冷めやまぬ私は、愛情の大切さを感じ、心が洗われ、この怠惰な生活を反省し一歩前へ踏み出すことにしたのです。
そして、玄関を一歩出て考えたことは、夜の酒を買いに行くことでした。
外へ出ると、昨日の雨とは一転し晴天でした。
これは、近くの小学校の桜です。
一輪しか咲いていませんが、この蕾のふくらみ具合を見てください。
明日は5~6輪は咲きそうなので、この地区で開花宣言をしても気象庁も文句はないと思います。
私が決めた標本木で恐縮ですが…
歩いていて、思いだしたことは、昨日もやる気がなかった事です。
結局、私は毎日やる気がなかったのだと気づきました。
その上、昨日は雨だったので一層滅入った気分になっていました。
昨日は「グラン・ブルー」は見ておらず、心が洗われていなかったのですが、やはり雨の中、今日と同じく酒とつまみを求めて一歩踏みだしていたのです。
「グラン・ブルー」を見なくても私の前向きさは変わらなかったのです。
昨日、スーパーに向かう途中、雨は雪に変わり激しくなってきました。
公園を抜けて、スーパーに行くのですが、この頃には、雪は相当激しくなってきました。
公園の桜は、今日の小学校の桜ほど蕾は膨らんでおらず寒そうでした。
暖冬だったこの冬に、桜の蕾と雪を一緒に見るとは思いませんでした。
桜の開花の時期に、雪見酒も乙なものかと思いを巡らせ酒を物色しました。
スーパーを出ると、何と雪は雨に変わり、雨も小降りになっていました。
なんか、拍子抜けしてしまいました。
しかし、そんなことで私のゆるぎない信念は変わらないのです。
私が一歩前に歩く姿勢は変わらないのです。
雪が止もうが、星が出ようが、予定通り晩酌を開始するのです。
昨日も今日も明日も生産性のない日々は続くのです。
一日も早い桜の開花とコロナの沈下を祈ります。