P社の電動アシスト自転車のバッテリーがリコールになっています。
充電中に発火の恐れがあるようです。
私はP社の電動アシスト自転車に乗ってます。
購入のとき登録をしたせいで、P社から“自動音声電話”で対象のバッテリーかどうか確認の依頼が来ました。
数年前にも、同様の理由で連絡が来ましたが、確認すると対象外でした。
今回もうちの自転車のバッテリーとは関係ないと思い、無視してました。
P社から電話があったことなど気にもせず、いつも通り自転車のバッテリーを充電していました。
そして、いつも通り充電が完了したので、いつも通り自転車に装着しようとしました。
その時なぜか“一応リコール対象かどうか確認しておこう”と思ったのです。
フル充電のバッテリーを抱え、PCでP社のホームページを開きました。
すぐに、リコールの「社告」は見つかり、対象バッテリーかどうかホームページで確認できるようになっていました。
早速、ホームページの指示通り、バッテリーを見ながら、記載されている「品番」を入力しました。
次に「製造ロット番号」を入力しました。
「S116・・・・・・」と入力し「確認」ボタンを押したのですが、何の反応もありません。
もう一度試しても何の反応もありません。
“リコール対象外”ということかなあと思いました。
あきらめかけながら、バッテリーの「製造ロット番号」をよく見ると、「S116・・・・・・」ではなく「SI16・・・・・・」になってます。
1(イチ)ではなくⅠ(アイ)だったのです。
そしてI(アイ)に修正して、「確認」ボタンを押すと「リーコル対象です」と表示されたのです。
「当たりです!新品バッテリーと交換です」
宝くじに当たったような気分です。
あやうく、リコール対象外と思い、引き下がるところでした。
このまま、住所等の入力手続きをするのかと思いきや、「リコール対象バッテリーなので、下記フリーダイヤルに連絡して下さい」との指示でした。
「結局電話かい!」とのことで、連休明けまで何の手続きも出来ませんでした。
ついでに対象バッテリーの値段をアマゾンで調べてみると、3万円以上するのです。
自転車は、10万円ぐらいだったと思うので、1/3がバッテリーの値段ということになります。
この自転車も4~5年乗っていて、大分バッテリーの減りも早くなってます。
そろそろ買い替えを検討する時期でした。
”バッテリーの寿命が4~5年?” ”バッテリーの値段が3万円以上” と考えると、
自転車の買い替えを迷う人も多いのではないでしょうか?
自転車の買い替えを検討させるために、バッテリーは高価格設定になっているような気がしてしまいます。
お蔭様で、私は新品バッテリーが手に入りそうなので、自転車の買い換えを迷わないで済みます。ラッキーです。
今年の2月に、20年以上借りていた駐輪場の料金を1日滞納しただけで契約を打ち切れ、怒り心頭に発した直後、コロナで在宅勤務になったときと同じうれしさがこみ上げてきました。
世の中捨てたもんじゃありません。
まさに「地獄に仏」「渡りに船」「巨人に丸」「カブスにダルビッシュ」ぐらいラッキーです。
そして、連休明けにP社のフリーダイヤルに連絡しました。
一週間後ぐらいで、交換の新品バッテリーが届くとの事でした。
「交換まで、お手持ちのバッテリーの充電は止めて下さい」と言われました。
今のバッテリーの状況を確認されましたので、「絶好調です。充電したばかりなのでフル充電状態です。全盛期を取り戻したのではないでしょうか?」と答えました。
リコールバッテリーの交換返却にあたり、2つのことを約束して欲しいと言われました。
<お約束その1>
バッテリーの充電はレベル2以下(フルでレベル5)まで減らしてから返却してください。
<お約束その2>
バッテリーは6時間以上冷蔵庫で冷やし、クール宅急便で返送してください。
新品のバッテリーと交換できるなら、何でもいたします。
台風だろうが、雨だろうがレベル2になるまで走り続けます。
バッテリーは6時間キンキンに冷やして返送します。
保冷剤もつけちゃいましょうか?
しかし、そんなに放電させ、そんなに冷やして返却しなければならないほど危ないのでしょうか?
大人しそうに見えても、熱いもの持っているようです。
バッテリーも人も見かけによりません。
藤井二冠を破った羽生九段以上に熱いのです。
みなさま、私は新品バッテリーに交換できてラッキーで済みそうですが、アンラッキーにならないように、リコール情報は無視しないで必ず確認しましょう!
<追記>
本日、交換用バッテリーが届きましたのでご報告いたします。
お約束通り、バッテリーを消費し、十分予冷の上、返送します。