計画性のない生活

サラリーマン生活も終盤を迎え、日常の気になることや面白いことを書かせていただいてます

公園の健康遊具は誰のためにあるのか

犬を連れて散歩に出ました。

いつもはバス通りの内側を散歩しているのですが、今日はバス通りを越えてみました。

通りを一本超えただけで、新鮮な気分になります。

知らない横丁の角を曲がれば、もう旅ですby 永六輔

 周りを眺めながら歩いていると、懐かしい公園が見えてきました。

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子供が小さかった頃は、この公園にも来ていましたが久しぶりに通りました。

土曜日の16:00過ぎだというのに、公園には誰もいません。

 

あの頃のこの公園は、年配の方がベンチに座り、小さなお子さんは走り回り、近くには若いお母さんやお父さんがいたようなイメージです。

今は更に高齢化が進んで、年配の方だらけになっているのではないかと思います。

 

当時の遊具はブランコとジャングルジムがあったと思うのですが、今はブランコだけになっていました。

ジャングルジムが撤去され、代わりにいくつかの健康遊具が設置されていました。

きっと市も、高齢化の影響で「高齢者ファースト」の公園を目指しているのだと思います。

 

私も腰痛のため、時々、別の公園のぶら下がり健康器みたいな鉄棒にぶら下がることがあります。

腰痛が治るわけではないのですが、気持ちはいいのです。

私にとってもブランコよりは鉄棒の方が、利用価値があります。

出来れば、足つぼマッサージ用の道や、青竹踏みの方がありがたいです。

日陰で本が読めるようなスペースも希望します。

 

この町も高齢化が進行していることは否めません。

従って、遊具も子供向けより高齢者向けの健康遊具が増えていくのは当然だと思います。

 

しかし、これらの健康遊具がいつ設置されたか知りませんが、きれいな状態が保たれています。

日常的に愛用されている感じはありません。

通販で買って、使われてない家の「足踏み運動器具」のようにきれいです。

その大型版がここにありました。

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高齢者用に、この「踏み台昇降器」はまだわかります。

しかし、この健康遊具は誰のためのものなのでしょうか?

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一般的な高齢者対象なのでしょうか?

高齢者対象だとすると、ハードル高くないですか?

 

平行棒は男性競技種目ですので、おじいちゃん用でしょうか?

説明には初級「脚ふりこ」、中級「腕歩き」などが書かれていますが、結構難易度高い気がします。

上級「腕立て沈み」に至ってはC難度に思えます。

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 それとも、最近はひじを伸ばしたまま平行棒を握り、曲げ伸ばしをできるおじいちゃんだらけなのでしょうか?

おじいちゃんたちは平行棒と平行に体を支持しているのでしょうか?

まさか、最後は両手を広げて着地しているのでしょうか?

 

平行棒が終わったら、隣の腹筋マシンで鍛えるのでしょうか?

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何セット行うのでしょうか?

 

市は高齢者を、みんなムキムキしたいのでしょうか?

市は何を求めているのでしょうか?

人生100年時代に向け、人の助けを借りないですむような、肉体を作れということでしょうか?

疑問がつぎつぎに沸いてきます。

 

認知症予防にも運動が大事だということですので、方向性は間違ってないと思います。

会社で3ヶ月に1回パソコンのパスワードを変更していますが、長期の休み明けなど、パスワードをすぐに思い出せないことがあります。

他にも銀行のパスワード、証券会社のパスワード、スマホのパスワード、アップル ID、Google アカウント、覚えてられません。

それ以前にIDとアカウントの区別つきません。

 

先日、隣りの家のおばあちゃんと銀行のATMで合ったとき、手に持っていたキャッシュカードには、油性マジックで暗証番号が書かれていました。

大きい字で読み易かったです。

おばあちゃんに「キャッシュカードに暗証番号を書くのは止めた方がいい」と注意しましたが、気持ちはわかります。

覚えられないのです。

 

話がソレましたので、公園の話に戻します。

 

私も定年したら、毎日この公園で鍛えたいと思います。

しかし、私にはこれらの健康遊具を使いこなす自信がありません。

今より更に衰えた体力を想像すると不安になります。

 

この平行棒、ここから家まで伸ばしていただけないでしょうか?

平行棒を頼りに、公園まで毎日かよって参りたいと思います。