タイ料理などで、レモングラスが入った料理を食べたことのある方は多いと思いますが、レモングラスの現物をご存じの方は少ないのではないでしょうか?
何年か前、たまたまホームセンターで見かけて買ったレモングラスのポット苗を、庭の隅に植えました。
それは毎年、稲のように1m以上に大きくなります。(花や穂は見たことありません)
毎年、今ぐらいの時期には収集がつかない状態で庭の隅で横たわります。
うっとうしさの限界を感じ、根元からすべて刈り取ります。
しかし、また同じように青々と元気に伸びてきて、同じ作業を毎年繰り返すのです。
肥料も何も与えていません。
刈り取った葉っぱは適当に干します。
緑色の葉っぱが今年刈り取ったものです。
乾燥しているのは、昨年刈り取った葉っぱです。
レモングラスはトムヤムクンやグリーンカレーに入っていること知っています。
しかし、これらの料理を家で一から作ることは、まずありません。
作ったとしても、頻繁に作るとは考えられませんので、料理でのレモングラスの大量消費は見込めません。
ネットで調べると、レモングラスティーやお風呂に入れるなどの使い道が紹介されています。
レモングラスティーの効能はリフレッシュ、消炎、殺菌、消化促進、ガス溜まりなどです。
カリウムが含まれているので塩分を排出し、むくみの解消にもいいそうです。
お風呂に入れれば、リラックス効果や保温効果もあるようです。
特に女性にはオススメなのではないでしょうか?
私は、風邪薬を飲むとおなかが張ってしまいます。
レモングラスティーは消炎効果やおなかの張りに効果があるので、風邪のときには必ず飲みます。
こんな感じで乾燥してレモングラスを保存しています。
これを5~6本、やかん(2Lぐらい)に入れて、数分煮出します。
竹串のようなレモングラスの葉が開いたころ、レモングラスティーの完成です。
淡いレモン色でさわやかな味と香りです。
レモングラスの量や煮出す時間、取り出すタイミングなどは適当ですが、毎回美味しくいただけます。
きっと茶筒や冷蔵庫で保管していたら、もっといい香りになるのだと思います。
私は、たいてい、冷まして2Lのペットボトルに移し替え、冷蔵庫で冷やして飲みます。
好き嫌いはあるでしょうが、私は結構好きなんです。
これは今年収穫した根元部分です。
菖蒲のようです。
何個かをお風呂に入れて、レモングラス風呂を楽しんでいます。
驚いたことに、通販ではレモングラスの葉っぱ数本が 数百円で売られているんです!
借りている家庭菜園の畑に、すべてレモングラスを植えようかと思ってしまいます。
そういえば、レモングラスの効能に忌避作用(虫除け効果)も載っていました。
どおりで、庭にほったらかしでも虫に喰われないわけです。
こんなに手間いらずに栽培できるのに、なぜ、こんなに高値で取引されているのでしょうか?
多分、需要に対し、あまり栽培されてないからでしょう。
さらに、最近では「ガン」や「インフルエンザ」に効くとか、記憶を司る前頭葉を活性化する効果が認められ「認知症」対策にも期待できるとか喜ばしいニュースがメジロ押しで発表されているのです。
層の厚さは福岡ソフトバンクの選手並です。
生産者が増える前に、レモングラス農家に転身するべきでしょうか?、
こんなすばらしい効能・効果があるのに普及しないわけはありません。
特に副作用も報告されていないようです。
そして、栽培も簡単!肥料、農薬要らず!
こんな、いい事だらけの情報を信じられないのではないでしょうか?
もしかして不安になっているのではないでしょうか?
そんな方には、セロトニンの分泌を促し、自立神経を整え、不安を解消してくれるレモングラスを是非お試し下さい。
*アレルギー、妊娠中や授乳中、お子様には注意願います。