以前、市民農園に秘密に植えた小さな小さなパパイヤの苗が、どんどんどんどん大きくなって、「ジャックとパパイヤの木」のようで畑に行くのが怖い。というブログを書かせていただきました。
その後のパパイヤにつきご報告させていただきます。
周囲の畑では、台風15号の直撃で作物や支柱が大きな被害を受けていました。
そんな中、うちのパパイヤは若干斜めっちゃいましたが無事に成長しています。
斜めっちゃった幹を横のフェンスと結び、傾きを補正しています。
猛暑と台風の直撃を受けながらも、パパイヤは無事10月を迎えました。
幹はさらに太くなり、畑のオーナーに野菜だとは言い張れないたくましさになっています。
その雄姿は威風堂々と申しましょうか、気高さすら備えてまいりました
私の背丈をはるかに超え、そびえ立っているのです。
2mは軽く越していると思います。
ラグビー全日本代表選手と互角に戦えるたくましさです。
真夏の畑では、日陰などは、ありえないのですが、うちの畑だけは、パパイヤのお陰で日陰があり、今年の夏は私を熱中症から守ってくれたのです。
先日、畑で大根の種を蒔いていると、畑の横を通るご婦人から、
「これ、もしかしてパパイヤですか?」と声をかけられました。
「オクラです」とごまかそうとしました。
オクラだって、大きくなる品種もあるんですよ。
ラグビー代表選手だって、田中 史郎(京産)や流 大(帝京)ばかりではないのです!
稲垣 啓太(関東学院)や姫野 和樹(帝京)もいるのです。アマナキ・レレイ・マフィ(花園)だって。もちろんリーチマイケル(東海)だって。
*( )は出身大学
と言おうかと思いましたが、
空しくなって「パパイヤです」と正直に答えました。
「こんなに大きくなるとは思わなくて」と思わず言い訳してしまいました。
ご婦人は「立派ですねぇ~。 私はパパイヤが大好きで、昔沖縄から苗を取り寄せて鉢植えしたことがあるんですよ。枯れてしまいましたが・・・」と寂しそうに仰いました。
「花もとってもいい香りでしょう。また観察させていただきます。ここを通るのが楽しみになりました」
と仰られ、なんかうれしいような、恥ずかしいような気持ちでした。
「お仕事中、お邪魔しました」とご婦人は会釈して去って行かれました。
だんだん、周囲にも注目されて秘密ではいられい存在になって来ました。
注目度は清宮幸太郎(早実)を抜いて、松島幸太郎(桐蔭)に迫る勢いです。
*( )は出身高校
これがご婦人が仰られてた花です。
匂いを嗅いだのですが、あまり香りは感じませんでした。
パパイヤの実も、だんだんパパイヤらしくなってきましたが、まだまだ収穫できるような大きさではありません。
ここだけを見ると、とてもかわいらしいと思われるのではないのでしょうか?
赤と白のラグビージャージを着せたいくらいです。
オーナーの目をくらますには、ニュージーランドのジャージの方が目立たなくていいかも知れません。
そして、大型台風の被害に遭わないように、無事に収穫できるか心配です。
そして、この全日本級の風貌が、伊達でないところをお見せしましょう。
この鍛え抜かれた下半身。
そして、ゴジラを彷彿とさせる足の爪が大地に食い込んでいるのです。
台風を乗り越え、無事に収穫できましたらまた、改めてご報告いたします。
ご婦人も是非、収穫のころお立ち寄りください。