計画性のない生活

サラリーマン生活も終盤を迎え、日常の気になることや面白いことを書かせていただいてます

令和元年の決意

数ヶ月前、銀行から定額預金の満期の案内が届いてました。

10年前に、奥さんにナイショで定期貯金に100万円を預けていたのです。

一身上の都合により、この100万円の出どころにつきましては黙秘します。

 

普段のお小遣いは、他行の普通預金の口座を利用していたため、この銀行の定期預金が4月で満期になることは忘れていました。

 

定期預金は通常ATMから引き出せない分、普通預金に全額入れておくよりは多少は安全だろう程度に思って口座を開設しました。

今となっては、普通預金が枯渇しかけてきたので、この定期が使えるということは大変助かります。

 

金利は0.25%でしたから、今よりは少しマシなのかもしれません。

しかし、100万円を10年間預金して、満期時の金額は102万円です。

消費増税で消えてしまう金額です。

 

満期の案内が来ても定期預金から普通預金に移るだけだろうと気にしてませんでした。

最近、銀行から”満期になりましたので解約手続きに来て下さい″との案内が来ましたが無視してました。

どうせ、他の金融商品を勧めるために呼んでいるのだろうと思っていたからです。

普通預金に移しヘソクリ資金に充当しようとしていたので、新たに運用するなんて考えてませんでした!」。

 その後、銀行から留守番電話に電話もあったみたいですが無視してました。

 

ある日、晩酌のビールを飲んでいると、

今日また銀行から、電話があったわよ」と奥さんから言われました。

ちょっと嫌な予感がしました。

「定期預金がが満期になっているから連絡が欲しいみたいよ」奥さんは普通に言ったのです。

血の気が引いていくのを感じました。

 

えっ!

手続きが必要なのか?

自動継続にならないのか?

勝手に定期預金から普通預金口座に移らないのか?

自動継続の設定にしてなかったということか?

 

そんなことより、何で奥さんに定期預金が満期になったことを言うんだ!

個人情報だろう!

 

奥さんは、私のヘソクリとは思わず、普通の(共有の)預金だと思っているのです。

そして「どうしようか?」と相談してくるんです。

「何勘違いしてるんだ!これは私のへそくりだ!」

とは言える状況ではありません。

 

落ち着け。落ち着けと自分に言い聞かせました。

銀行は満期になった金額も伝えてしまっているのだろうか?

奥さんは、金額を知った上で「どうしようか?」と相談してきたのだろうか?

10万円の定期が満期になったという事にして、10万2千円?(金利込み)渡してお茶を濁せるだろうか?

 

「使う予定ないから、また定期預金を継続するよ」と言えば当面はごまかせるかも知れません。

しかし、定期預金があるという事がインプットされてしまったのです。

 

預金をした事実がなくても、定期預金が満期になったという事実は受け入れられる都合のいいアタマなのです。

 

突然に、定期預金くずして旅行に行こうとか言い出しそうな気がします。

都合のいいアタマで、いつ「どうしようか?」と言い出すのではないかとビクビクしながら余生を送るのも寂しい気がします。

 私が死んで、へそくり口座が国に没収されるより、共有の口座で管理する道を選びました。

夕餉の和やかな雰囲気と良好な夫婦関係を維持し、ビールを飲み続けました。

そして、無性に酔いたい気分です。

 

明日から、まじめに“令和元年へそくり増収計画”に取組んでいこうと決意を新たにいたしました。

 

*令和1年7月29日 定期預金を解約し、総合口座に移しましたことをご報告たします。

*確かに、満期時「通知要」となってますが妻への通知は不要です。

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